【IT支援力アップ】IT人材に求められる「自分ごと化」(2023年1月19日号)
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2023年1月19日号 中小機構 中小企業アドバイザー(経営支援) 大塚麻織 |
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IT人材に求められる「自分ごと化」IT活用・IT人材に期待されること近年、経営課題を抱える多くの中小企業が、先頭に立ってIT導入を推し進めていく人材を求めています。 東京商工会議所の「中小企業の経営課題に関するアンケート結果」(2022年)においても、ITを「活用したいができない」と回答した企業の約半数が、IT活用の課題として、「IT導入の旗振り役が務まるような人がいない」を挙げました。 また「IT人材に期待されること」という観点では、1つの要素として「変える」ことが求められています。 ◇変わろう!~IT人材特集ページ 「変わる」から「変える」へ経営課題としてのIT活用やIT人材に共通して求められるのは、「主体性」を持つ人材です。 現状から良い状況に変化することを望むのであれば、関係者一人ひとりが自ら行動するしかありません(=変える)。行動を起こさなければ、状況が好転することを待つしかなく、待ち続けていたとしても状況が変わる保証はないからです(=変わるのを待つ)。 今まさに、「変わる(のを待つ)」のではなく「変える」チカラ、すなわち「自分ごと化」が求められているのではないでしょうか。 IT人材も経営者も「自分ごと化」を!「自分ごと化」とは、当事者意識を持って物事に取り組むことを差します。主体性と責任感を持って物事に向き合い、行動することです。「主体性を持つ人材」に変わるためには、「自分ごと化」しなければなりません。 自分ごと化できるIT人材が増えれば、他人からの指示を待つ人が少なくなり、結果としてIT活用がスピーディーに進んでいくでしょう。 「自分ごと化」は、IT人材に限らず経営者にも求められます。IT活用の課題に当事者意識を持ち、IT導入の旗振り役が務まる人を待つのではなく、時には自らが旗振り役となることも必要です。ITの素養を磨く・「自分ごと化」できる人材を育てるなど、IT活用の可能性を積極的に広げていきましょう。 「自分ごと化」によるIT導入・活用事例2023年は、「自分ごと化」でIT導入を進め、IT活用とその先の経営課題を解決! ◇自制心(心のブレーキ)を踏み、安全確認。ホウレンソウをチャットにかえて再発進。 ◇コミュニケーションにチャットツールを導入してスムーズかつタイムリーなコミュニケーションを実現 ◇自社開発により低コストでIT化に成功 ◇テレワークの課題「質問しづらい」を解消しよう!~Slack・Zoomの活用事例紹介~ |
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