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特集

非対面型で伝える!動画の活用状況 〜動画をもっと有効活用していくには(1)

  • 2022年4月5日
  • 中小機構 中小企業支援アドバイザー 村上知也
  • 動画
  • 有効活用
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コロナ禍により、非対面型のビジネス展開が進み、動画で営業をしたり、接客をしたりすることが求められるようになりました。
動画の動向や、使い所、動画でどのように成果を出していくのかを数回の記事に分けて紹介していきます。

コロナ禍には動画対応することで仕事が増えた!?

2020年にコロナ禍に入って、皆さんの事業展開、特に営業や販売促進での対応は変化が求められたのではないでしょうか。非対面で対応してくれと言われることが多かったと思います。

私自身も様々な変化がありました。初めての緊急事態前夜である2020年3月はバタバタしました。まずは、今後、動画での対応が増えると思い、ホームページに自分の自己紹介動画を作って載せました。

そして、4月から行う予定だった対面での研修は、延期なのか、オンラインで実施するのか決まらないまま、直前まで待たされました。その結果、開催の1週間前に、録画で研修を撮ってデータを納品してくれないか?と依頼がありました。

動画の編集経験はありましたが、3日間の研修を自分で撮影して編集して納品というのは初めてでしたので、苦労したのを思い出します。Webカメラやマイクなども新調しましたし、その後、動画編集のためにスペックを向上させたパソコンも導入しました。

一方で、その頃から動画の対応ができるようになったおかげで、研修やセミナの仕事は意外にも減少しませんでした。オンラインでスムーズに配信したり、動画を編集したりして納品できる講師の数は、当時は多くなかったためだと感じます。少しでも早く、非対面型の対応をとれたことが成果につながったと考えています。

日常生活の中で、みんなが動画を見ている?

いち消費者としても動画の視聴時間が大きく伸びました。おうち時間が伸びたこともあり、Netflix、Youtubeなどの動画サービスを有料で契約したので、TVを見る時間はなくなり、動画を楽しんでいる時間が大きく増えました。

世界の動画配信の市場規模・契約数も順調に推移しており、2023年の予測では、2016年の契約数の5倍以上となり25億以上の契約数となる見込みです。


                       
(出典)令和3年 情報通信白書

また、MMD研究所の「動画視聴に関する利用実態調査」の中でYoutubeのデータを確認します。10代と60代だけピックアップしましたが、10代では毎日1時間以上Youtubeを見ている人が78%以上います。年齢層が上がると視聴時間は減少するものの、60代でもYoutubeを見ている人は74%いるわけです。

 

Youtube以外にも多数の動画サービスがあり、世代間で差はあるものの、多くの世代が多くの時間を動画に費やしている状況です。とはいえ、事業者が自分の宣伝をするための広告動画は見たいものではありません。

広告の動画は基本的には見たくない!

多くの人にとって動画が身近なものになり、動画で自社をアピールするチャンスは増えました。一方で、世の中に動画が溢れているので、動画を作ったものの全く見られていないケースもあります。再生回数が何百万回といった動画がある一方で、ほとんど再生されていない動画も多数みかけます。

テレビをリアルタイムで見ていると広告を飛ばすことはできませんが、Youtubeでは有料版にすれば広告動画を飛ばせますし、無料視聴でもスキップボタンを押して飛ばしている方は多いでしょう。私自身も、以前はYoutubeなんか見てもTV以上に広告が多くて、イライラする!と思っていました。

動画を作って活用していくためにはそれなりの手間ひまがかかりますので、やるなら有効に活用したいものです。自社で動画配信するにしても単なるCMのような動画を作るのではなく、お客さまにとって役立つものであったり、共感してもらえる動画を作っていくことが求められます。

次の記事では、動画の利用シーンごとに使いどころを紹介していきます。

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