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コロナ以前には深夜に近所のファミリーレストランに行って溜まった仕事をこなすことがありました。しかし、この4年で時代は変わり、24時間営業ではなくなり、働き方も変わってきました。今では会社に行く前の朝にファミリーレストランに行くようになりました。

すると、店内の様子はデジタルで大きく変わっていました。注文がテーブルからのモバイルオーダーになったのは当然として、お料理の配達もロボットになりました。そして支払いもテーブルで済ませることができました。店内に入ってから出るまで、店員さんと一言も口を聞くことはありませんでした。

ある時、隣の席にご高齢のお客様が一人で来られました。モバイルオーダーができずに困っていたら声をかけて助けてあげようと思ったのですが、その方は簡単に注文を終えられて、私の心配は杞憂に終わりました。

こういった効率化された状態が望ましいかどうかは人によって異なるでしょうが、人手不足で生産性が上げられずに困っている飲食店にとっては多くのヒントが詰まっているように感じます。

オーダー＆デリバリーのDXで業績を伸ばす

今月はここからアプリで飲食のデジタル化の事例が新しく掲載されました。かなり意欲的な事例だと思いますので、ぜひ一読して、支援先の飲食店にも紹介していただけると幸いです。

◆オーダー&デリバリーのDX環境強化で、アフターコロナも業績を伸ばす
https://ittools.smrj.go.jp/case/rigle90000000376.html

今回の事例は、セルフオーダーとPOSレジを無料で導入されているものですが、さらにデジタル支援力を高めたいと考えている支援者の方は、こういったアプリを一度登録して使ってみることをお勧めします。私も早速アプリをダウンロードして、登録してみました。商品名や価格を登録して、実際に動かしてみると、レジの業務のイメージも持てますし、事業者の方への紹介もしやすくなるのではないでしょうか？

言ってみるだけではなく、やって見せることにもチャレンジできると、デジタル支援力は向上します。

ここからアプリ　飲食店デジタル化事例を豊富に掲載

ここからアプリでは数多くの中小企業のデジタル化事例を掲載しています。特に、飲食業の事例は38件紹介していますので、支援者の方は、飲食業を訪問される前に是非これらの事例を確認して、参考になりそうな事例を支援先の事業者にも紹介していただければと思います。

◆業種から事例検索（飲食業をクリック）
https://ittools.smrj.go.jp/case/c6hgl600000001ni.html

事例の内訳の半分程度はPOSレジやキャッシュレスに関するものです。次に多いのは、会計・給与管理とSNS活用に関するものがそれぞれ6件あります。それ以外にモバイルオーダーや、ECやWebサイト、予約管理などが数件ずつ掲載されています。

飲食店のデジタル化についてまとめたページもありますのでご活用ください。

◆飲食店のデジタル化支援パッケージ
https://ittools.smrj.go.jp/info/feature/tgqb9o0000000pkb.php

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