【IT支援力アップ】リスキリングの最初にITパスポート試験を受けてみませんか? (2024年2月1日号)
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早くも2024年の1ヶ月が終わってしまい、2月になりました。年初に立てた目標は進捗しているでしょうか? 毎年、新しい分野を勉強したい!と冬休みには思うものの、日常の忙しさにかまけて、勉強はついつい先送りになりがちです。 そこで今回のメルマガのテーマは「リスキリング」です。 リスキリングは必要なのか?リスキリングという言葉を初めて聞いたとき、「なんだか嫌な言葉だな」と感じました。改めてスキルを学び直すよう言われるまでもなく、常に様々なことを自ら勉強し続けるべきだろうと思います。そのためリスキリングの定義を調べてみました。 経済産業省によると、リスキリングとは「新しい職業に就くため、または、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」とされています。 従業員が自分のキャリア形成を考え、自ら学習する面よりも、企業が新しい分野への取り組みを始めるために従業員に必要なスキルを獲得させる面があり、企業も積極的にリスキリングに取り組むべきだと言えます。 リスキリングに似た概念として「リカレント教育」があります。リカレント教育は「働く→学ぶ→働く」というサイクルを継続することであり、新しいことを学ぶために一時的に職を離れることが前提になっています。 しかし、リスキリングは職を離れること無く学ぶとすると、やはり企業自身の取り組みが求められます。 単なる「学び直し」ではなく、リスキリングは「これからも職業で価値を創出し続けるために」「必要なスキルを学ぶ」、という点を強調しています。そのため、企業側もどの職でどのような価値を創出してほしいのかを従業員へ明確に伝え、リスキリングの機会を提供していくことが重要です。 有価証券報告書に人的資本の情報開示の義務化企業の取組がリスキリングに求められるようになっているため、2023年3月期決算より、上場会社は有価証券報告書において人的資本の情報開示を行うことが義務化されました。 人的資本に関して開示が推奨される項目として、健康や労働慣行、コンプライアンスなど7分野が挙げられていますが、そのうち1番目に来るのが「人材育成」です。 人材育成に関する開示事項の例としては、「研修時間・費用・参加率」、「リーダーシップの育成」、「研修と人材開発の効果」、「人材確保・定着の取組の説明」、「スキル向上プログラムの種類・対象」等が挙げられています。 以前であれば事業戦略やお金関係のことを確認するための報告書だと思っていましたが、いくつか上場企業の有価証券報告書を確認してみると、確かに人的資本について触れられている内容が増えています。 ますます企業のリスキリングへの取り組みが求められているのではないでしょうか? リスキリングの一番手はITパスポート!?リスキリングで何を学ぶ、学ばせるケースが多いのでしょうか? 最近では、IT企業ではない会社の多くが社員に基本的なデジタル知識を身につけてほしいと思っています。そして一番手っ取り早い資格が「ITパスポート試験」ではないでしょうか? ITパスポート試験は、単にテクノロジ系の範囲だけではなく、ストラテジ系やマネジメント系も試験範囲に含まれるので、企業としても社員に勧めやすい資格だと思います。 もちろん、この試験だけでデジタルの知識が全て充足されるわけではありませんが、薄く広くという視点では多くの会社員・学生のデジタルリテラシー向上にはもってこいだと言えます。 ここからアプリでもITパスポート試験に関する記事を掲載していますので、ぜひご一読ください。 ITパスポート試験の試験範囲が変わる? その他にもリスキリングに関して以下の記事も掲載しています。 IT人材の役割って何? リスキリングでIT人材を育成しよう(前編)~日本のリスキリング状況~ ITが苦手だなと感じている人こそ、2024年はITパスポート試験を始めてみてはいかがでしょうか?また、企業側も社員に取得を勧めてみてはいかがでしょうか? 中小機構からのお知らせ 「EC活用サポートWEEK」EC(eコマース)で販路開拓を目指す皆さまにとって、自社に適したECサービスの活用は欠かせません。1/29からは国内市場向け、2/26からはアジア市場向けのECサービス事業者が集結し、皆さまの情報収集をサポートするオンラインイベントを開催します。参加者限定の割引特典を提供する出展社も多数参加し、貴重な資料をダウンロードし放題、ここだけのセミナーもご覧いただけます。総勢70社超の最新サービスを一挙に知り、興味を持ったサービスがあれば気軽に問い合わせや商談もできる特別な機会です。 「EC活用サポートWEEK」第3回テーマ「国内市場全般&海外販売代行等」 |
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