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小規模店舗がPOSレジを導入するべき5つの理由——楽しいお店づくりのために【中小企業のためのクラウドサービス/アプリ種別紹介 第3弾 POS(汎用)】

  • 2019年8月22日
  • 中小機構 企業支援アドバイザー 吉田明弘
(中小機構「生産性向上」特設サイトより)

 店舗経営にあたっては、POSという言葉に触れる機会は多いと思います。ご存じの方も多いでしょうが、POSは「Point of Sale」つまり商品が販売されたタイミングで、売上データが登録され管理される仕組みのことです。POSレジを導入すると、顧客情報と紐づけた詳細な売上データが販売時点で蓄積されるようになるため、さまざまなメリットを得られます。

 店舗の売上を向上し、コストを抑えて、生産性を高めるためには、データの活用が重要です。過去にどのような傾向があり、今この瞬間にどうなっているかを知ることで、そこから、次の瞬間どうするか、先々に向けてどうするかを考えて、より良い未来を創っていくことができます。多くの学びを得られる基盤を築くためには、少なくとも売上データを蓄積する仕組みは必要でしょう。

 また、2019年10月から軽減税率制度が実施されると、商品の種類や販売形態によって、複数税率を使い分けることが必要になります。そのとき、レジに商品ごと販売形態ごとに自動で税率を切り替える機能がついていないと、日々のオペレーションにかかる手間は大きなものになるでしょう。

 POSレジをまだ使っていない小規模店舗の方には、是非とも導入を検討していただきたいです。
 以下、小規模店舗がPOSレジを導入するべき理由を5つ説明します。

1. レジ締めが楽になる

(中小機構「生産性向上」特設サイトより)

 レジ締めの際には、1日の売上と、手元の現金や伝票などの合計が一致しているか、という確認をします。この作業をレシート控えなどから手作業で計算していくのは、とても手間がかかります。また、複数店舗を運営している場合は、それぞれの店舗からは集計結果を報告し、本部では受け取った報告をもとに全店の売上を集計していくという作業が発生します。

 POSレジが導入されていれば、売上があったタイミングで自動的に集計がされていくため、電卓を叩いて手作業で集計することはなくなります。閉店と同時にその日の売上額が出せるので、現金との整合を短時間でチェックすることができます。さらに、商品ごとの集計も既にされているため、特定の商品に関する売上や特定の時間帯における売上も、すぐに確認することができます。そしてデータは全社的に即時共有されて、どこからでもアクセスすることができます。

2. 在庫管理が楽になる

(中小機構「生産性向上」特設サイトより)

 POSレジでは、商品ごとの販売数が営業中に刻々と記録されていきます。システムによっては在庫管理機能もあり、システム上の在庫数が販売に合わせて変化します。販売数や在庫数がリアルタイムに時系列で分かれば、売れ行きに合わせて機動的に仕入れたり、実際の在庫数と計算上の在庫数との整合を細かく確認したり、ということも可能になります。在庫管理を適切に実施できるようになれば、ロスによる無駄なコストを発見することもできますし、売り逃しによる機会損失を減らすこともできます。POSレジがあれば、こうした在庫管理が楽にできるようになります。

3. 売上分析が楽になる

(中小機構「生産性向上」特設サイトより)

 どの商品が、いつ、どれだけ売れたのか、という基本的なデータを集計するだけでも、レシート控えから手作業で実施しようとすると、かなりの労力を要することになります。さらに顧客情報まで記録して、売上と突き合わせて集計・分析しようとなれば、POSレジ無しにはとても難しいことでしょう。POSレジならば、時間帯ごと、月ごと、日ごと、顧客属性ごとなどでデータを記録し、すぐにでも多様な切り口で分析していくことが、どこにいても楽にできます。

4. 会計が楽になる

(中小機構「生産性向上」特設サイトより)

 POS機能のない手打ちのレジでは、会計時に商品の金額を手で入力していく必要がありますが、それでは入力が遅くなってお客様をお待たせしますし、間違いも発生します。これがPOSレジであれば、あらかじめ設定されている商品が一覧表示されている中から、そのときに必要なものを選ぶだけで楽に会計ができます。

 また、特に飲食店などでは、ハンディ端末と連動させることによって、注文を取る作業が、お客様の購入したものをシステムに入力する作業と一体化され、レジでひとつずつ入力する必要がなくなります。

5. お店づくりが楽しくなる

(中小機構「生産性向上」特設サイトより)

 POSレジを導入することで、さまざまな作業が楽になり、経営者や従業員の作業時間が大幅に減ります。これまで日々の単純作業に費やされていた時間やコストを、戦略の検討やオペレーションの更なる効率化、より魅力的な店づくり、新しい商品の開発・仕入れなどに充てていくことができれば、お店づくりはもっと楽しくなります。また、残業が減り、従業員満足度が高まれば、顧客に対するサービスの品質が高まり、ひいては顧客満足度の向上にもつながります。お客様に愛される店を、もっとイイお店にしていく活動は楽しいでしょうし、それがお客様により強く愛されることにつながる、好循環が生まれるのではないでしょうか。

○低コストで導入できるタブレット型のPOSレジ

 かつてはPOS機能を持ったレジは高価でしたが、今ではiPadなどのタブレット端末を利用したコストパフォーマンスの高いシステムがあります。そのため、昨今では、小規模店舗がPOSレジを導入することが容易になりました。

 当サイト「ここからアプリ」では、タブレット型のPOSレジをいくつか紹介しています。まだPOSレジを使われていない方は、ぜひご覧になってPOSレジ導入をご検討ください。

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