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特集

デジタル活用はじめの一歩 4 ~メカレジをやめよう

  • 2022年11月15日
  • 中小機構 中小企業アドバイザー(経営支援) 村上知也
  • DX
  • POS
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インボイス制度がスタートすると、レシート書式の変更等のレジ対応が求められます。様々なレジがありますが、この機会にタブレット型のPOSレジを検討してみてはいかがでしょうか?

従来のメカレジと比べてタブレット型のPOSレジはインターネットに接続して活用できます。
そのため、お店だけではなく、どこからでも日々のデータを確認できますし、会計ソフトへの連携もでき、効率化に役立つポイントが多数あります。

インボイスの対応でレシート・領収書の書式が変わります

インボイス制度が2023年10月からスタートします。インボイス制度に対応するためには、レジから出力するレシートや領収書に登録番号を記載する必要があります。さらに各税額の記載や端数処理の方法も変わるため、既存のレジになんらか対応が求められます。インボイスは適格請求書が正式名称ですが、要件を満たしたレシートは「簡易適格請求書」という名称になります。

 

タブレット型のPOSレジを導入するメリット

インボイスへ対応するには、レジのソフトウェアをアップデートしたり、レジを新調することが考えられます。今回は昔ながらのメカレジを導入するより、一歩進んでインターネットに繋がるタブレット型のPOSレジの導入を考えたいです。

タブレット型のPOSレジを導入すると、店内だけではなく、自宅からでもデータを確認することができますし、パソコンやスマホ、タブレットなど端末が変わっても同じデータを閲覧できます。例えば、税理士や金融機関の方々向けにその場でデータを見せて、業績を説明したりできるわけです。
また、普段からタブレットに慣れている方にとっては、操作習得も簡単にできるでしょう。

 

さらに顧客管理機能を活用すると、顧客の来店履歴や過去の注文状況を確認できますし、在庫管理機能を活用すると、在庫管理の自動化も可能です。

またレジと会計ソフトやキャッシュレスソフトとの連動性も良くなります。レジを締めたら、自動的に会計ソフトへ連動し、現金売上は“売上”と仕訳され、キャッシュレス売上は“売掛金”と仕訳されます。レジに限らずシステムはつながる範囲が広がると飛躍的に業務が楽になるでしょう。

 

レジもDX!?

最後にDXについても考えてみます。DXには4つの段階があり、単にメカレジで売上等を集計できる状態は段階2です。さらにスマホやタブレットなどで注文をとることができれば段階3と言えます。そして、お客さまのデータも含めて管理して分析し、売上アップを図ることができれば段階4、すなわちDXを実現していると言えるでしょう。

 

いきなり段階4のDXに進むのは難しい場合もありますので、今の現状を鑑み、段階1の事業者は2へ、2の事業者は3へと徐々にデジタル化のレベルを上げていきましょう。

まとめ

インボイス対応を機会としてレジの管理レベルを上げていきましょう。レジに限らず多くのシステムはインターネットにつながるクラウド型のものが多くなっています。レジもネットにつながれば効率化が進み、将来のDX化も見えてくるでしょう。