ITプラットフォームへ移動
特集

飲食店の課題対応③~口コミを増やして集客しよう~

  • 2023年6月28日
  • 中小機構 中小企業アドバイザー(経営支援) 清水康裕
  • 飲食店
口コミを増やして集客

飲食店の集客ですが、たまたま通りがかりに入ってくれることもあれば、あらかじめ入る店舗を決めてくる人もいます。私は、知り合いからのおすすめがない場合、グルメサイト等の口コミをチェックしてお店を決めています。
良質な口コミを増やすことは、飲食店の集客に必須と言えるのではないでしょうか。

webの口コミで集客!

コロナ禍も落ち着き始め、外食の機会が増えた方も多いのではないでしょうか?

飲食店を探すとき、利用するツールの一つにweb検索があります。webで目的地周辺の飲食店を表示し、その中から予約候補の飲食店を絞り込みます。その際利用するツールのひとつに「グルメサイト」があります。グルメサイトは地区、料理のジャンル、予算などを入力することで対象店舗を提示してくれます。あるいはweb検索時点で、地域と料理の種類を検索すると、「〇〇地域の□□料理がおいしいお店 10選!」といった感じで該当する飲食店を推薦してくれます。

グルメサイトに表示された店舗をクリックすると、店舗の場所や外観、メニューなどとともに口コミ情報が掲載されています。口コミでどのように評価されているのか、何件程度の口コミが寄せられているのか、口コミの定性コメントには何が書かれているのか、といった情報が飲食店選択の決め手となる場合も多くあります。

グルメサイトの口コミ情報以外にも個別店舗の評価を確認できるサイトもあります。グルメサイトで候補となる飲食店を絞り込んだうえで、その飲食店をwebで検索します。すると、そこにも個別の口コミ情報を確認できる仕組みがあります。例えば、Microsoft Edgeというブラウザで検索した場合、検索結果の右横に「エキテン」という口コミ情報が表示されます。Google Chromeで検索した場合、検索結果の右横に口コミが表示されます。これはGoogleビジネスプロフィールという機能で、口コミだけでなく、店舗オーナーが店舗情報を発信することも可能な仕組みになっています。ここでもオーナーからの情報発信だけでなく、多くの口コミ、多くの高評価を獲得しておくことが、集客の確率アップにつながります。

検索画面

口コミを増やすには

口コミを増やすには投稿をお客様任せにせず、店舗自らが促すことも重要です。店舗から投稿をお願いすることで、普段はwebに口コミを投稿しないお客様も協力してくれるかもしれません。新規顧客よりも常連客の巻き込みから始めたほうが高評価を獲得しやすいでしょう。

口コミ掲載のお願いにあたっては、お食事後の精算時に口頭でお願いするといった直接的な働きかけに加え、サイトのQRコードを卓上に配置し、料理を待っている間に投稿していただくといった間接的な働きかけもできます。いずれにせよ、依頼する場合は、お客様にメリットを感じていただくとより協力を得られるかもしれません。投稿特典を検討し、投稿した場合のメリットを訴求していきましょう。

告知用の資料作りに手間と時間をかけたくないという場合は、AIツールを利用するという手段もあります。AIツールには画像生成できるものや、文章構成できるものもあるため、組み合わせて利用することで効率的に資料作成することができます。ちなみに、AIツールで生成した画像は、固有表現が入っていない限りは著作権なしで利用できるため、web上の画像を流用するよりも著作権侵害のリスクを下げることができます。

カードイメージ

口コミの確認~返信

グルメサイトに口コミが追加されると、オーナーに連絡が来ます。通常はメールで口コミが追加された旨の連絡が届きます。書き込まれた口コミを放置するのではなく、定期的に確認して、オーナーから返信することをお勧めします。返信対応は、投稿した人のロイヤリティを高めるとともに、その口コミをみた方にもオーナーの人となりをお知らせする効果があります。たとえ評価の低いコメントが来たとしても、それに真摯に対応することで、対応力や柔軟性を評価される場合もあります。

これらの作業の効率化には、口コミを一括ダウンロードするツールを活用することができます。このような機能を持つツールを「スクレイピングツール」と言います。スクレイピングツールの利用方法については、こちらの動画で解説していますので、ぜひご覧ください。

ノーコードツールで効率化を図る【実践編】スクレイピングツールでデータ抽出 【IT支援力アップ ミニ講座】