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Windows10のサポートが切れました【IT支援力アップ】メールマガジン 2025年10月17日号

                                                               
             
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  2025年10月17日号
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Windows10のサポートが終了しました

先日(10月14日)に、Windows10のサポートが終了しました。サポートが終了すると、何が起きるのでしょうか?「その日からWindows10が使えなくなるのでは」と不安に思う方もいるかもしれませんが、そういうことではありません。多くのユーザーは、サポート終了後もこれまで通りWindows10を利用することは可能です。

しかし、実はここに大きなリスクがあります。サポートが終了すると、今後はセキュリティ更新プログラムが配布されなくなるのです。

Windows10のようなOS(基本ソフトウェア)は、常に多くのサイバー攻撃の対象となっており、犯罪者たちはその弱点や裏口を探し続けています。セキュリティ更新が行われなくなるということは、新たな脆弱性が発見されても修正されないということであり、時間が経つほどリスクは高まっていきます。結果として、個人情報の流出や、パソコンが第三者による攻撃の踏み台にされるといった被害につながる可能性があります。

たとえ有料のウイルス対策ソフトを導入していても、OSそのものが脆弱な状態では、完全な防御はできません。「万全なセキュリティ対策」というものは存在しません。実際に、近年では大企業でさえサイバー攻撃を受け、基幹システムが停止するような重大なセキュリティ事故が相次いでいます。こうした攻撃を受けると、業務の停止や売上の減少に加え、社会的信用を失うおそれもあります。

さらに、セキュリティ事故が発生した際に、企業がどのような対応を取ったのかも重要です。迅速に原因を特定して対策を講じたのか、それとも長期間にわたって攻撃に気づかず放置していたのかによって、周囲からの評価は大きく変わります。

このような観点から見ても、Windows10のサポート終了を放置し、事故を起こしてしまった場合、「あれほど告知されていたのに、なぜ対応しなかったのか」と社会から厳しい目で見られるのは避けられません。そうならないためにも、現在もWindows10を利用している企業や個人は、早急に対策を講じることが重要です。

詳しくは以下の記事をご参照ください。
「Windows10サポート終了〜中小企業はどのように対応していく?」
https://ittools.smrj.go.jp/info/feature/rfsisg0000000nuo.php


どのような対策をすべきか

対策として最も推奨されるのは、できるだけ早くWindows11にアップグレードすることです。ただし、古いパソコンではWindows11に対応しておらず、アップグレードできない可能性があります。その場合は、そのパソコンは寿命を迎えたと判断し、新しい機種への買い替えを検討するべきでしょう。

なお、一年間限定ではありますが、マイクロソフトから「拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)」を61ドルで購入し利用することも可能です。(なお価格はご契約のライセンスによって異なってきます。)しかし、これはあくまで一時的な措置であり、できる限り早い段階で本格的な対応を進めることが望まれます。

まずは、社内にあるすべてのパソコンのOSバージョンを確認してください。そのうえで、マイクロソフトが提供する「PC正常性チェックツール」を利用し、各パソコンがWindows11にアップグレード可能かを調べましょう。アップグレードが可能であれば、速やかに対応することが推奨されます。アップグレードできない機種については、早急に買い替えの準備を進めてください。

なお、OSをアップグレードすることで、これまで使用していた古いアプリケーションが正常に動作しなくなる可能性もあります。そのため、利用中の業務アプリケーションがWindows 11に対応しているかどうかを事前に確認しておきましょう。もし対応していない場合には、アプリケーションのリニューアルや、代替手段の検討が必要になります。

ただし、自社専用に過去に開発した古いアプリケーションなどで、更新が困難なケースもあるかと思います。どうしてもWindows 10を使い続けざるを得ない場合は、最低限の対策として、インターネットに接続せず、USBメモリでファイルのやり取りをすることも無くし、スタンドアローン環境で利用することを徹底してください。これにより、外部からの攻撃リスクを減らすことができるでしょう。

「Windows10 サポート終了〜中小企業はどのように対応していく?」
https://ittools.smrj.go.jp/info/feature/rfsisg0000000nuo.php



中小機構からのお知らせ

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【10/29開催】経営課題解決実践スキル習得OJT型講習会 のお知らせ
第1弾「課題を引き出すヒアリング手法と支援方法検討・提案ノウハウ」
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中小機構では、中小企業支援の最前線に立つ支援機関の皆様に向けた、
より実践的かつ効果的なスキルアップの機会の拡充を目指し、新たに
『支援機関OJT支援事業』を開始いたしました。

第1弾として、下記のとおり講習会を開催いたします。
ゲストに企業経営者と支援機関担当者もお迎えし、支援の現場で
支援機関に求められる真の役割についても語っていただきます。
奮ってご参加ください!

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【開催概要】
■講習会名:令和7年度支援機関OJT支援事業 実践スキル強化講習会第一弾
「目からウロコ!経営課題解決実践スキル習得OJT型講習会
 ~課題を引き出すヒアリング手法と支援方法検討・提案ノウハウ~」
■開催日時:令和7年10月29日(水)13:30~16:00(予定)
■実施方法:zoomウェビナーによるオンライン配信
■アーカイブ配信あり:事前申込者に後日、配信URL(YouTubeを予定)
          配信期間等の詳細をご連絡します。
■講師:
ゲスト講師:丸菱製麺 代表 冨江彦仁 氏
専門講師:株式会社船井総合研究所 マネージャー 杤尾圭亮
■対象者:商工団体、金融機関、公的支援機関等の職員の方
■参加費:無料
■プログラム:
   第1部 経営者との対話手法(課題抽出から提案まで)
    ・訪問から対話、課題抽出までのプロセスを解説。
    ・支援先の課題を引き出すヒアリング手法を複数紹介。
    ・さらに支援ツール『儲かる経営キヅク君』の活用方法を解説。

   第2部 事例研究 ※経営者対談
    ・支援機関と二人三脚で発展した企業経営者が登壇。
    ・ヒアリングと支援策提供による成長の過程をライブ解説。
    ・支援機関としての理想的な対話スタンスを紹介。

   第3部 実践演習と振り返り
    ・自らの支援企業を想定し演習を実施。
    ・支援ツールを組み合わせ、今後の支援の方向性を検討。
    ・全体を振り返り明日から活かせる実践のヒントを整理。

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■令和7年度支援機関OJT支援事業 実践スキル強化講習会 Webページ
https://shiensupport-ojt.smrj.go.jp/
■申込み方法:下記URLより申込みフォームにアクセスし、必要事項をご記入のうえお申込みください。
【URL】https://service.smrj.go.jp/cas/customer/actions/13d2ed81562e4a70a2f2947478036e2e
   (申込み〆切:10月26日(日)まで)

※お申込み頂きますと、当日のご都合が合わない場合にも
 アーカイブ配信をご視聴頂けます。
※テキスト(配布用資料)は、開催前日までにライブ配信参加用URLと共にリンクを送付させていただきます。
※本講習会に関するお問い合わせは下記事務局までお願いいたします。
 中小機構 支援機関OJT支援事業事務局(請負事業者:株式会社船井総合研究所)
 Tel:0120-611-863(受付時間 平日9:45~17:30 ※土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)
 E-mail:smrj_shiensupport-ojt@funaisoken.co.jp

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