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ショート動画を作って、アクセス解析も実施しよう【IT支援力アップ】メールマガジン 2025年9月25日号

                                                               
             
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  2025年9月25日号
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ショート動画の閲覧数が増加しています

電車で移動していると、周囲の多くの人がスマホを見ていることに気づきます。閲覧している内容はさまざまですが、ドラマやゲームなどに加えて、最近ではショート動画を見ている方が特に増えています。ショート動画とは短い時間(数秒から数十秒程度)の動画を指し、スマホの縦長画面サイズでの閲覧に適しています。

映画であれば、操作をせずにじっと見続けることが多いですが、ショート動画の場合は、少しだけ見てはすぐに次の動画へと切り替えるなど、せわしなく閲覧されている様子が見られます。

また、自宅に戻ってもテレビやパソコンのモニターを見る時間より、スマホを見ている時間の方が長いという方も増えています。そうなると、一日中スマートフォンで動画を視聴してしまうケースも珍しくありません。

このような背景からショート動画の閲覧数は増加していますが、ただ動画を投稿すれば必ず見てもらえるというわけではありません。それでも、文字情報や写真情報に比べて、「ちらっとでも見てもらえる」可能性は高くなっており、事業者にとっては大きなチャンスだと言えるでしょう。

ひと昔前までは、中小企業にとって動画の発信はハードルが高いものでした。撮影はできても、編集には専用のアプリが必要で、操作を覚えるのも大変だったからです。

しかし最近では、Instagramの標準アプリでも十分な編集が可能になっており、特別なツールを使わなくても手軽に動画を仕上げることができるようになっています。標準機能だけでは物足りないという方でも、Canvaなどの簡単なデザインツールを使って対応している事業者も多く見られます。

今回は、そうした簡単な操作方法も含めて、ショート動画を作成するための記事と動画を掲載しましたので、ぜひご覧ください。

記事 「ショート動画を作ってみよう」
https://ittools.smrj.go.jp/info/feature/rfsisg0000000egd.php
動画 「ショート動画を作ってみよう〜経営指導員が事業者のデジタル販促に伴走する」
https://youtu.be/XzGpQTMIgvI

何を発信するかを相談に乗って成果測定もしてみよう

事業者の方々がスマートフォンで動画を発信できるようになれば、経営指導員の皆さまには、「どのような動画を発信すべきか」について、相談に乗っていただきたいと思います。

最初に作成される動画は、多くの場合、自社の商品やサービスを紹介する「コマーシャル動画」になるでしょう。事業者の皆さまもインフルエンサーになりたいわけではなく、あくまで売上につなげるために動画を制作されるケースが多いはずです。こうした動画ももちろん必要でしょう。

しかし、多くの消費者が動画を閲覧する理由は、「楽しいから」や「興味があるから」といったものであり、「あの企業のCMが見たかった」という方はほとんどいないでしょう。では、どのような動画であれば見てもらえるのでしょうか。

たとえば、自社で商品を製造している様子や、現場で一生懸命働いているスタッフの姿など、商品の裏側にある取組やストーリーを発信することが重要です。そうした動画には、人の関心を引きつける力があります。

また、動画を数本作っただけではなかなか広がりにくく、一定の本数を継続的に発信していくことも求められます。作成した動画については、インサイト(アクセス解析)を確認しながら、どのような内容に対して視聴者の反応が良いのかを検証していきましょう。

たとえば、15秒の動画を作成しても、3秒で視聴者が離脱してしまうというケースは珍しくありません。こうしたデータを見ると、モチベーションが下がってしまいがちですが、実は動画の改善ポイントを見つけるチャンスでもあります。「最初のつかみが弱いのなら、最初に一番見せたいシーンを持ってきてみよう」といったように、改善につなげることが大切です。

経営指導員の皆さまにとって大きな役割のひとつは、事業者のデータを一緒に見ながら改善を考えることだと思います。これまでは決算書やレジの売上データに基づいたアドバイスが中心だったかもしれませんが、今後はECサイトやSNSのインサイトデータを積極的に確認し、指導に活かしていくことが求められる時代になってきていると言えるでしょう。

ネットのデータを分析しよう 【データ分析③】
https://ittools.smrj.go.jp/info/feature/uhl24u00000008kc.php

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令和7年度 『第4回 支援者のためのスキルアップ講習会』 のお知らせ
「エネルギーコスト削減から始めるカーボンニュートラル」
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事業者支援の現場では日々様々な課題への対応が求められていますが、特に「カーボンニュートラル」に関しては、その社会的要請が高まる一方、概念や具体的な取組み手法の理解が難しく、支援のハードルの高さを感じている方も多いのではないでしょうか。

本講習会では、カーボンニュートラルの全体像や、なぜ支援が必要なのかを、初歩からわかりやすく解説します。さらに、現実的に取り組める支援のポイントについてもご紹介します。 カーボンニュートラルに関する相談対応のヒントを得たい支援機関の皆さまにとって必見の内容です。

【開催概要】
令和7年度『第4回 支援者のためのスキルアップ講習会』
「エネルギーコスト削減から始めるカーボンニュートラル」

■対象者:商工団体、金融機関、公的支援機関等の職員の方
■配信期間:令和7年:10月14日(火)~  10月31日(金)
■配信方法:1時間程度のオンデマンド配信
■講 師:中小企業アドバイザー 北林 博人 氏
■参加費:無料
■視聴方法:YouTube(限定配信)
■プログラム
(1)カーボンニュートラルの全体像
(2)何故、支援が必要なのか
(3)現状の把握
(4)省エネ・省電力のヒント
(5)再エネの意義
(6)エネルギーコスト削減の事例
(7)支援・補助金の紹介

■■申込みURL(申込み〆切:10月7日(火)):
https://service.smrj.go.jp/cas/customer/apply/23703bfe38b3498887aa1d2369975c54
【お願い】ご視聴される方は各自のメールアドレスにてお申し込みください

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(中小企業支援者向け)地域経済分析システムRESASの新メニュー説明会のお知らせ
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「地域経済分析システムRESAS」をご存じでしょうか。

RESASは中小企業庁と内閣官房が提供する国内最大級のオープンデータプラットフォームです。

完全無料かつID登録も不要で、地域経済に関する様々なビッグデータを地域経済に関する様々なビッグデータを地図上やグラフで見える化することができます。

例えば、観光地のデータを分析して混雑状況や周遊ルートを分析して地域の観光振興に活用したり、生活用品の消費動向を分析して新商品開発に役立てたりすることができます。

RESASへは右リンクから:RESAS 地域経済分析システム https://resas.go.jp/

そんなRESASについて、中小企業庁が中小企業支援者向けの説明会を開催することになりました。
現在開発中の経営環境分析や中小企業経営分析の機能を含め、具体的な活用法に触れられる貴重な機会ですので、是非ご参加ください。

<説明会情報>

■主催:中小企業庁 調査室
■日時:2025年10月27日(月)14:00~16:00
■開催方法:Microsoft Teamsにてオンライン開催

ご登録いただいた方に後日URLを送付します

■対象者:中小企業支援業務に従事する方
■定員:先着1000名
■プログラム(予定)

1.RESAS新システムについて
2.将来人口メッシュ分析
3. 経営環境分析(一部開発中)
4. 中小企業経営分析(新規開発中)
■お申込み以下のURLより
https://mm-enquete-cnt.meti.go.jp/form/pub/keizaityosa/20251027

 

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