2025年の情報通信白書で語られたこと
情報通信白書は中小企業白書とは異なり、調査対象の中には大企業も含まれています。
しかし、日本におけるデジタル化の動向を把握するためには、非常に参考になる白書です。
そこで、以下の記事に内容をまとめましたので、ぜひご覧ください。
「2025年度版情報通信白書でとりあげられたこと」
https://ittools.smrj.go.jp/info/feature/rfsisg00000005wz.php
特に注目したいのは、第1章「社会基盤としてのデジタルの浸透・拡大と動向」で語られている3つのテーマです。
1つ目のテーマでは、「社会基盤的機能を発揮するデジタル領域の拡大」として、消費者によるインターネット活用の動向などが整理されています。スマートフォンの普及拡大は、多くの方が実感されていることと思いますが、SNS等の利用率も高く、特にYouTubeは全体の9割弱が視聴しており、60代でも7割以上が利用しています。
最近、小学生の姪にお下がりのパソコンを譲ったところ、妹から「YouTubeばかり見ている」と小言を言われてしまいました。私自身も自宅にテレビがないため、情報収集の中心はYouTubeになっています。
もはやYouTubeは、社会の情報基盤の一つとしてすっかり定着したと言えるでしょう。
そして次のテーマでは、「デジタル分野における海外事業者の台頭と我が国の現状」が挙げられ、膨れ上がる日本のデジタル赤字について言及されています。
最近では関税の問題も大きな話題になりましたが、デジタル関連の国際収支は、この10年間で3倍以上悪化し、現在ではマイナス6.7兆円という規模にまで膨らんでいます。実際、私たちが日常的に利用しているデジタルサービスの多くは、Amazon、Google、Apple、Microsoftといった海外企業によるものです。道のりは容易ではなさそうですが、日本の巻き返しに期待したいものです。
さらに、AIの分野でも海外勢の存在感がますます大きくなっています。
ですので、3つめのテーマは、「AIの爆発的な進展の動向」として、去年に引き続きAIについて多くのデータが提示されています。2024年時点で、日本における個人の生成AI利用経験は26.7%にとどまっており、諸外国と比べても依然として低い水準です。少なくともこの分野では、世界の流れに遅れを取らないようにしたいところです。
そのためには、一人ひとりのデジタルスキルの向上が欠かせません。
そこで、デジタル関連の資格についても以下の記事にまとめていますので、あわせてご確認ください。
「デジタル関連の資格を取ろう」
https://ittools.smrj.go.jp/info/feature/rfsisg00000002b6.php
デジタル関連の資格を取ろう
資格を取得すればデジタルの力が身につき、仕事がスムーズに進むのかと言われると、それはケースバイケースと言えるでしょう。
とは言え、デジタル分野には英語やカタカナ用語が多く登場し、言葉の意味が分からずに苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか。もちろん、できる限り日本語を用いたほうが理解しやすいとは思いますが、デジタル分野は海外発祥の技術が多いため、どうしても原語そのままの表現が使われる傾向があります。
たとえば、以前、友人がお菓子の話をしているときに「サバランが好き」と言っていて、「サバランって何ですか?」と聞いたところ、「ブリオッシュをリキュールにつけたものだよ」と説明され、頭の中にハテナマークがいくつも浮かんだことがあります。
私がその会話についていけなかったのは、お菓子に関する基本的な用語を把握していなかったからだと思います。
これはデジタル分野にも当てはまります。
基本的な用語を理解していないと、新しく登場する専門用語に追いつけず、結果として「デジタルが苦手」と感じてしまうのです。
記事の中では、さまざまなデジタル資格を紹介していますが、まずは「ITパスポート試験」からチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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<本件に係る問い合わせ先>
独立行政法人中小企業基盤整備機構
販路支援部 民間パートナー活用支援室
TEL:03-5470-1524 E-Mail:trial@smrj.go.jp
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