以下の記事を掲載しましたのでご確認ください。
「誰でもできる!チラシ作成入門 〜デザインツールを使いこなそう」
https://ittools.smrj.go.jp/info/feature/flcjfa00000015od.php
チラシやDMの役割
紙のチラシやDMの役割は、昔と比べると低下しています。ホームページやSNS、メール、各種プラットフォームなど、代替となる手段が数多く登場しているためです。 しかし、チラシやDMがまったく成果に繋がらないというわけではありません。
最近、創業された整体院の方が、窓口にご相談にいらっしゃいました。ご相談の内容は、デジタルでの集客に関するものでした。Googleマップへの掲載、ホームページでのアピール内容の整理、SNSでどのような発信を行うかについて一緒に検討しました。
デジタルに関するご質問が中心だったため、そのような流れとなりましたが、最後に「ショップカードやチラシは作成されていますか?」とお聞きしたところ、「まだ作っていない」とのことでした。
デジタルでの販促も効果的ですが、成果が出るまでに時間がかかることも多いです。 店舗をオープンした際には、まず近隣にチラシを配布することから始めても良いのではないでしょうか。
さらに、一度来店されたお客様に対しては、ポイントカードや紹介カードなどのショップカードを作成してお渡しすることも効果的です。
BtoB(事業者間取引)の場合も同様です。 ホームページで検索して見つけてもらえることが理想ですが、実際には時間がかかるでしょう。顧客ターゲットが明確になっている場合は、顧客に合わせたDMを作成して郵送するのも一つの方法です。
営業や販売促進においては、デジタル施策だけでなく、必要に応じてアナログな取り組みも組み合わせて実施していくことが大切です。
チラシをデザインツールやAIを活用して作成する
先ほどの整体院の方は、Canvaを使ったことがあるとのことでしたので、さっそくCanvaを活用して、周辺に配布するチラシを作成しました。今回ご紹介している記事では、さまざまなツールを使ってチラシを作成できるかどうかについてご紹介しています。
初心者にも優しいデザインツールとしては、前述のCanvaやAdobe Expressが代表的です。 これまでデザインツールは、慣れていないと使いこなすのが難しいものでしたが、現在では誰でも簡単に扱えるレベルになっています。積極的に活用していきたいところです。
さらに、AIを活用してどこまでチラシを作成できるかも試してみました。 ただし、CopilotやChatGPTでは、図表とテキストを組み合わせてチラシとして自動生成するには、現時点ではまだもう少し工夫が必要かもしれません。
GeminiやClaudeでは図表の作成はうまくできますが、チラシ全体のデザイン作成までは物足りなさを感じます。
チラシ作成の未来像としては、現在使用しているツールにAIが搭載され、そのまま文章も図表もバランスよくレイアウトしてくれることが理想です。たとえば、Microsoft WordやPowerPointを利用している方は多いと思います。 こうした、操作に慣れたツールの内部にあるAIがスムーズに生成してくれると非常にありがたいのですが、やはり現時点では物足りなさを感じます。
現状では、初心者向けのデザインツールを使いこなせるようになることが、一番の近道といえるでしょう。
また、チラシを作成した後には印刷も必要です。コンビニや自社のプリンターで印刷するとコストがかかるため、ネットプリントを活用できるようにしておくと安心です。
記事の内容や操作も含めて20分程度の動画にまとめていますので、こちらも合わせてご利用ください。
https://youtu.be/6h8dKiZ1GDs?si=HeDebtN0VnradQZg
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