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支援事例のご紹介 最近のテレワークは?SNS集客はうまくいく?【ITPF】メールマガジン 2025年3月6日号

 
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  2025年3月6日号
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今回は支援機関がテレワークや、SNS集客をサポートした事例をご紹介します。

リモートワークはどうなった?

総務省の「通信利用動向調査」によると、テレワークの導入率はコロナ前の2019年には20.2%でしたが、2023年のデータでは49.9%にまで増加しました。コロナ禍を経て、約半数の企業がテレワークを実施できる体制を整えたことになります。
しかし、最近では出社回帰の動きもニュースなどで目にすることがあります。コミュニケーションを円滑にするために、テレワークには一定の課題もあるのかもしれません。

そこで、最近の株式会社パーソル総合研究所による「テレワークに関する調査」を見てみましょう。
2024年7月時点の「正規雇用社員のテレワーク実施率」は22.6%で、前年同期比でわずかに増加しました。体制が整っている企業は多いものの、実施率は依然として高くはありません。また、企業規模によっても差があり、従業員1万人以上の大企業では38.2%ですが、従業員100人未満の中小企業では13.2%にとどまっています。

さらに、業種による違いも大きく、大手企業のIT技術職では75.7%がテレワークを実施している一方、営業職では13.5%にとどまっています。

多様な働き方を求める従業員が増えている中、リモートワークができないことが社員の採用や定着率に影響を与えていると言われています。

◆リモートワーク環境の整備で 効率化を図り、ミスが激減! 職場の雰囲気さらに良好に
https://ittools.smrj.go.jp/case/naq0vo0000000axo.html

SNS活用

最近のSNS動向を、ホットリンクの2025年1月発表の「日本の主要SNSの利用者数ランキング」で確認します。
1位:LINE 9,700万人 2位:YouTube 7,120万人 3位:X(旧Twitter) 6,700万人 4位:Instagram 6,600万人 5位:TikTok 2,700万人 6位:Facebook 2,600万人 7位:Pinterest 870万人 8位:BeReal 450万人

年々、新しいSNSが登場しています。昨年は「BeReal」が話題になりました。
BeRealは、1日1回ランダムな時間に通知が届き、2分以内に写真を投稿することで、飾らない自分のリアルな姿を友達と共有できるアプリです。ただBeRealは主に個人間の交流を目的としているため、企業がお客様への情報発信に活用する必要はあまりありません。

事業でのSNS活用方法としては、既存顧客への情報発信には「LINE」、新規顧客の集客には「X(旧Twitter)」や「Instagram」、動画コンテンツの発信には「YouTube」と、目的に応じた使い分けが進んでいます。

◆SNS活用で新規顧客を獲得!情報発信で地元の頼れる存在に
https://ittools.smrj.go.jp/case/uhl24u000000083w.html
今回の支援事例では、Instagramを活用した事例をご紹介しています。動画やイラストの編集には「Canva」を使用しており、手軽に高品質なコンテンツを作成されています。

中小企業からのデジタル相談の約8割は、「デジタルで集客したい」という内容です。その中でも、ホームページよりもSNSを効果的に活用したいという相談が最も多く寄せられている印象です。さらに、SNSでの発信方法としては、文字や写真だけでなく、動画コンテンツにも挑戦したいという声が増えています。

しかし、写真や動画の編集において、「ITが苦手で自分では難しい」と感じている方も一定数いらっしゃいます。そんな場合でも、デザインツールの「Canva」を使えば、初心者でも簡単に高品質な動画編集が可能です。

ここからアプリでは、支援者の方が事業者からSNSに関する相談を受けた際の対応方法を、よくある質問形式でまとめています。ぜひご参考ください。

◆事業者からSNSの相談を受けたときの対応
https://ittools.smrj.go.jp/info/feature/rigle900000015xo.php

支援機関のみなさまへ 4月リリース「デジwith」説明会のご案内

中小企業・小規模事業者のデジタル化を後押しするポータルサイト「デジwith」を、4月1日にリリースいたします。
リリースに先立ち、支援機関のみなさまを対象に、デジwithの概要に関する説明会を開催いたします。

・開催日時:2025年3月19日(水) 13:30 ~ 14:30
・開催方法:オンライン (ZOOM、ウェビナー方式)
・定員:500名(先着順)
・参加申込:以下URLより、参加事前登録をお願いいたします。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_lj41YnccSeWNrPDKwb8zyA

※事前登録いただいた方には、ご登録のメールアドレスに招待URLと説明会前日に資料をお送りします。また、開催後にはアーカイブ動画もご案内いたします。
※当日は開催時間の5分前を目途に、ご入室ください。

【お問合せ先】
独立行政法人中小企業基盤整備機構 経営支援部 連携支援課
digiwith@smrj.go.jp

「価格転嫁検討ツール」からステップアップ!利益を得るための売上高をシミュレーションできる新ツール「儲かる経営 キヅク君」

中小機構は、昨年12 月に公開した「価格転嫁検討ツール」からステップアップし、利益を得るための売上高をシミュレーションできる「儲かる経営 キヅク君」をリリースしました。

「儲かる経営 キヅク君」は、商品・取引先ごとの収支状況やコスト構造の変化を可視化し、将来、目標とする利益を確保するために目指す売上高や改善すべきコストの優先順位を明確にすることで、価格転嫁の目安や商品戦略、事業戦略等を検討することができるシミュレーションツールです。

製造業・サービス業など業種別に対応することで入力項目を最適化するとともに、多品種(商品・取引先)同時入力や比較分析などのシミュレーション機能がございます。これにより、商品・取引先ごとの収支採算性の比較や価格転嫁の必要性の検討など様々なシミュレーションが可能となり、原価管理や管理会計導入のきっかけにもなります。

ご利用は無料で、登録手続きやダウンロードも不要です。

中小企業・小規模事業者(以下、事業者)のほか、商工団体や金融機関など事業者を支援する 支援機関の皆さまに幅広くご利用いただけます。この機会に、ぜひご活用ください。

●「儲かる経営 キヅク君」特設Web サイト
https://kakakutenka.smrj.go.jp/moukaru/

●「価格転嫁検討ツール」特設Webサイト
https://kakakutenka.smrj.go.jp/kakakukentou/index.html


 

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