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【IT支援力アップ】事業者からのSNSの相談が増えています(2024年9月12日号)

 
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  2024年9月12日号
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デジタル相談の内容

著者は専門家として、日常的に事業者への訪問を行っています。直近で訪問した10社の相談内容を振り返ってみました。私の場合、ほとんどがデジタル関連の相談でした。

教室業では集客全般(SNSを含む)に関する相談、アパレル業ではSNSに関する相談、印刷業ではKintoneを使った営業管理に関する相談、小売業では事業計画の作成および実行支援に加えてSNS活用に関する相談、楽器販売店ではSNS発信に関する相談、などがありました。

訪問前からSNSが主題となっていたものが4件、他の相談の中でSNSも含まれていたものが2件、その他の集客に関する相談が2件でした。

経営指導員の方からの相談では、事前に相談内容が告げられますが、その中で「SNSの相談です」と言われたものが40%を占めていました。また、集客全般を含む相談は全体の80%に達していました。 このように、デジタル相談といっても、大半は集客に関する相談であり、その中でもSNSが占める割合は非常に大きいと言えるでしょう。

SNS相談は対応しやすい

支援者側がデジタルツールを把握していないと、デジタル相談における対応は難しくなります。事業者の悩みを聞き出し、顧客管理をしっかりと行うために、どのような顧客管理ツールを導入すべきかを支援者が把握していないと、それ以降のデジタル相談は進まないでしょう。結果として、別途、デジタルの専門家に依頼して対応することが多いのではないでしょうか。

一方で、SNSの相談では、Instagramや公式LINEなど、最初から活用するツールが限定されています。支援者としても、これらのよく使われるSNSツールさえ把握していれば、デジタル相談への対応は比較的容易になるのではないでしょうか。

ツールに悩まされなければ、最終的には「自社の強みをどう伝えるか」「どのような顧客に伝えたいか」といった、通常のマーケティング相談と変わらない内容になります。

もちろん、ツールごとに個別のポイントはありますが、「こうすれば拡散される」といった裏技があるわけではありません。本質的なマーケティング相談と、ちょっとしたツールの対応さえできれば、SNS相談は支援者としては取り組みやすいものではないでしょうか?

ここからアプリ記事のご紹介

今回は、事業者からSNSの相談の際によく聞かれる質問に対して、Q&A形式で回答する記事を作成しました。

◇事業者からSNSの相談を受けたときの対応
https://ittools.smrj.go.jp/info/feature/rigle900000015xo.php


① SNSでファンを作るにはどうしたらいいですか?
② どのSNSを活用したらいいですか?
③ Instagramの発信はどのように使い分けたらいいですか?
④ 新規のユーザに拡散されるためにはどうしたらいいですか?
⑤ 1日1回投稿しないとだめですか?
⑥ 投稿の質を高めるにはどうすべきですか?
⑦ 商品・サービスが違ったら複数のアカウントを作ったほうがいい?

ぜひ一読いただけますと幸いです。

 


 

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