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【IT支援力アップ】社内にITに詳しい人がいるといいよね。というお話2(2022年12月22日号)

 
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  2022年12月22日号
中小機構 中小企業アドバイザー(経営支援) 明里正毅
 
 

社内にITに詳しい人がいるといいよね。というお話2

事業に必要なITを明確にすることが第一歩

一口に「IT人材」といっても、その内容は多岐にわたります。

一日中パソコンの画面に向かってプログラミング言語を書き続ける「IT人材」もいれば、会社の新製品の画像を自社のSNSに投稿してくれるスタッフも「IT人材」と言えます。

IT人材を社内に確保しようとする時、最も大切なことは「そのIT人材に何をやってほしいのか」明確にしておくことです。そうすれば、新たな人材を募集することもできますし、社内に対応できる人材を見つけることができるかもしれません。

「IT人材が取り掛かるべき業務」を決めるためには、まず業務内容の棚卸しから始めて、その事業にとって最も効果的なITを見つけ出すと良いでしょう。

「IT人材」は、すでにあなたの隣にいるかもしれないし、あなたかもしれない

私たちは、日頃からSNSで投稿したり、メッセージアプリで家族とやりとりしたりしています。「IT人材」というと何やら難しい感じがしますが、このように普段私たちがよく使っているツールを活用した経験(IT活用の経験)があれば、その経験値を発展させて社内のITシステムを動かせるようになる可能性は十分にあります。

自社にとって有用なITが見つかったら、そのアプリやシステムを扱うことができないかどうか、社内のみなさんに確認してみましょう。

社内にITに詳しい人がいると良いポイント

社内にIT人材がいると起こる良いことの一例を挙げてみます。

・情報発信のスピードがリアルタイムで行える
・アナログで数日間かかっていた作業が短時間で完了する
・システムについてわからないことを、ある程度社内で解決できる
・運用にかかる外注コストを削減できる
・通信コストや時間を大幅に削減できる

システムを「作ること」、「運用すること」について

多くの事業者にとって「IT人材」は、「運用すること」そのものが役割となる場合が多いのではないでしょうか。システムを作る際には社内のIT人材が運用しやすいように制作することが大切です。システムを「作ること」は一時的なことである一方、「運用すること」は永続的なことと言えるからです。

近年では、予め制作されているシステムを月額費用で利用するサブスクリプションのサービスが、あらゆるジャンルで登場しています。いくつかのサービスを比較検討する際にも、運用のしやすさを慎重に検討するようにしましょう。

以下の参考記事や解説動画も是非ご覧ください。

「アプリガイド動画~アプリで実現できること」
https://ittools.smrj.go.jp/info/feature/appmovie.php
「ノーコードツールで効率化を図る【概要編】」
https://youtu.be/_-j1waB0Q5U
「無料で使える店舗集客ツール Googleマイビジネス(基礎編)」
https://youtu.be/g7PaEoKVO8Q

 
     
 

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