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1人で切り盛りするためにITツールを積極的に活用

  • 2020年03月17日
  • mocca
  • 小売業
  • POS(汎用)
  • POS(飲食店)
  • 会計
  • 関東

従業員を雇う予定がなかったため、手のかかる作業をなるべく減らす必要があったドーナツショップ「mocca」。そこで、オープン当初からレジや経理会計業務にITツール「Airレジ」と「freee」を導入することに。見事、日々の業務負担を軽減して1人での切り盛りを実現した。

moccaは、2019年10月に東京都調布市にオープンしたドーナツ屋です。店名の由来は、苗字の「木下」を音読みすると「モッカ」になることです。地域の皆さんに覚えていただきやすい名前にすることを意識して付けました。子どもの頃からドーナツが大好きで、大学時代のアルバイトから始まり、卒業後もドーナツ屋さんで働いていました。そんな中で「やっぱり自分のお店を持ちたい」と思い開業しました。毎日のおやつとして、地域の子どもからお年寄りの方まで、たくさんの方に自分が作ったドーナツを食べて幸せな気持ちになってもらいたいと思いながら、日々お店に立っています。

【課題】1人で運営していくためには、ITツールが欠かせない

開業前に周りでお店をやっている方々にいろいろとお話を伺いました。1人で切り盛りしていく前提だったので、日々の会計や確定申告などを考えるとITツール導入なしでの営業は考えられませんでした。そこで、開業時に「Airレジ」と「freee」を導入しました。

【導入】ツールはインターネット検索で見つけた

「Airレジ」と「freee」は、インターネット検索で見つけました。会計ソフトは当初、家電量販店で購入する予定でしたが、いろいろ調べるうちに「freee」を見つけ、比較的安価だということもあり導入を決めました。特に検証などはしませんでしたね。

【効果】日々の売上確認等の作業が不要な上、収支の見える化の実現も

日々の会計は、iPadで「Airレジ」を使って行っています。あらかじめ商品名と料金などを機器に設定しておくと、会計は専用レジスターで簡単に行うことが可能です。売上がリアルタイムで確認できますし、毎日の売上データは「freee」に自動的に連携されます。仕入れなどの発注関係もクレジットカード情報を「freee」に連携させると自動的に情報が反映されるので、自分であとから入力する必要がありません。現金で購入することも稀にありますが、領収書をアプリのカメラで撮ることによって、ある程度数字情報を自動反映させてくれるので便利です。「一昔前だったら、絶対一人ではお店は切り盛りできなかった」と思っています。

【展望】今後は、ホームページの作成にもチャレンジしたい

開業してまだ間もないですが、地域の方のやさしさに触れ、とても暖かい気持ちで仕事をしています。これからも、より地域に根付いて、地域の方の幸せなひととき作りに、ドーナツを通して貢献していきたいと考えています。現在はホームページがないので紙のチラシを活用していますが、より認知度を高めていくため、安価にホームページを作成できるのであれば、チャレンジしたいと考えています。

企業名:mocca
Instagram:https://www.instagram.com/mocca.doughnuts/

所在地:東京都調布市上石原1-46-11
店主:木下美樹
オープン:2019年10月20日
従業員数:1名
事業内容:洋菓子販売

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