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クラウドサービスを使って業務負担軽減を!

  • 2021年10月01日
  • 医療法人社団隆靖会 墨田中央病院
  • 個人向けサービス
  • グループウェア
  • 関東
墨田中央病院の外観の画像

医療の業界では幅広い年齢や職種のスタッフが働いており、それぞれのITリテラシーもバラバラです。
そんな中で、患者さんにより良い医療を提供するために、医療業務以外の事務作業や紙で運用しているものを極力デジタル化し、院内の連絡ツールとしてクラウドサービスを導入し、業務を効率化した分、患者さんに向き合う時間を増やしました。

理事・事務長小嶋和樹さんの画像
理事・事務長 小嶋和樹さん

当院は東京都墨田区の下町で開業している二次救急指定病院です。80年の歴史の中で、地域に必要とされる病院であるために、「質の高い医療と、手厚い医療・介護を通じて地域の人々と職員の人生をより豊かにします」という理念のもと、日々医療、介護を行っております。
住み慣れた地域の中で完結できる医療、介護を目指し、本院の他にクリニック、訪問看護ステーション、デイケアを併設しており、ケガの処置から入院加療、手術、リハビリ、訪問サービス、通所サービスまで自院で行っております。「真心」と「技術」この両輪が円滑に回ってこそ、本当に患者さんから喜んでいただけるのではないでしょうか。患者さんの声に耳を傾け、思いやること。それが、人が人を治すという、医療の原点であると思っております。
多くの患者さんに「この病院で本当によかった」と思っていただけるよう、私たちはこれからも研鑽してまいります。

【課題】コロナ禍で業務負担が増加した今、手厚い医療を行うために業務の効率化を

医療技術や医療機器は近年めざましい進歩を遂げている一方、そこで働く医療人は、保守的な方も多く、「昔からこうやっているから」と新しいモノの導入には後ろ向きな方も多いです。
長引くコロナ禍で、感染管理や医療安全の観点から、業務は増大し、医療従事者の負担は増えています。
そんな中、日々の連絡や会議では紙を使用する場合が多く、資料をコピーしたり、紙での回覧に判子を押したり、非効率なこともたくさんありました。

待合室の画像

【導入】院内クラウドサービスの有効活用を

コピーや紙を回す昔ながらのやり方は非効率的な部分も多く、その時間を患者さんに使ったり、残業を少しでも減らしたりするために、既存のクラウドサービスを導入し、そのサービスの中にある機能を利用することにしました。
掲示板機能は院内の各科からのお知らせを書き込み、だれが見たかをチェックできます。今までは紙媒体で各科に回し、その中でスタッフが確認の判子を押し、事務に戻していました。
会議資料も紙ベースで配っていましたが、ファイル管理機能があるので、セキュリティに配慮した上で会議までに資料をアップロードし、過去資料の閲覧等も簡単にできるようにしました。
会議室などの予約も、いつだれが使うか事前にわかるように施設予約機能も活用しています。

【効果】雑務が減りその分を患者さんに還元

院内には幅広い年齢、職種のスタッフがおり、それぞれのITリテラシーもバラバラですが、日々使っていく中で運用にも慣れてきました。
掲示板で発信した内容は、各科への周知も速くなり、急を要する事項への対応も可能になりました。
また、会議資料については、期限を決め事前にアップロードすることにより、事前に確認できるようになったことで、より闊達に意見や議論を交わせるようになり、その結果、会議時間の短縮にもつながりました。
来客があるときに応接室が使われていたり、複数の会議が重なって会議当日の場所が変わるなどといったことも以前はありましたが、施設予約機能を使うことによって改善されました。

クラウドサービスを使うことによって、今まで行っていた紙での運用が減り、わずかですが紙のコスト減にもつながりました。何より大きいのは雑務に使われていた時間を少しでも患者さんに還元することができたり、残業時間の短縮につながったことです。
患者さん、スタッフを幸せにしますという理念に基づき、これからも業務改善に取り組んでまいります。

【展望】デジタル化の集大成として電子カルテの導入を!

クラウドサービスを導入し、院内の業務に取り込むことにより、今までパソコンや電子機器が苦手だったスタッフも少しずつ慣れてきました。
しかし、改善点もまだまだ多く、デジタル化で効率化できることはたくさんあると感じます。

中でも現在、カルテは紙で運用している為、同時閲覧ができなかったり、病棟から外来へカルテの移動をしたり、過去カルテを調べるために倉庫から持ってくるといった非効率的な業務がたくさんあり、患者さんの待ち時間増加につながっているという点は大きな課題です。
この課題を解決するために、今期は電子カルテの導入を決定し、来春から本格稼働させる予定です。電子カルテ導入後は、上記に挙げたような非効率的な業務はかなり減るだろうと考えています。

外来の待ち時間短縮についても、受付で登録しておけば携帯電話やスマホにもうすぐ診察ですよと連絡がいくようなシステムの導入も行います。近くの方であれば一度家に帰り、家事などをしながら順番を待つことができ、時間を有効に使えます。

ちゃんとした運用をするためにこれから業務マニュアルの作成や、スタッフへのトレーニングを行う等、やるべきことはたくさんありますが、理念達成のため、前向きに取り組んでいきます。

会社名:医療法人社団隆靖会 墨田中央病院
代表:小嶋邦昭
主な事業:医業
所在地:東京都墨田区京島3-67-1
創業:昭和16年