本文へ

導入事例

  • TOP
  • 導入事例
  • 【紹介】国分寺と厚木の住宅街にあるお菓子屋さん

【紹介】国分寺と厚木の住宅街にあるお菓子屋さん

  • 小売業
  • BtoC EC
看板

 TSUCURITEは、東京都国分寺市と神奈川県厚木市の、どちらも住宅街にあるお菓子屋さんです。

 代表の會田由衣さんは、ベーグルカフェに務めていた際にお菓子作りについて学び、2012年に店舗なしで開業。イベント出店・卸・通信販売といった形でお菓子を製造販売してきました。当初は、ひとつの場所にとらわれることにもつながってしまう店舗販売を始めるつもりはなかったものの、ご祖父母の家が使われなくなったことがきっかけとなり店舗を構えることを決め、2019年6月28日に国分寺店、続いて同年9月5日に厚木店をオープンしました。イベント出店や通信販売も続けていますが、「直接会って販売することを大事にしたいと考えています」(會田さん)とのことで、今後はこの2店舗での販売がメインとなります。

 オープンしたばかりのお店で、まだ大々的な宣伝広告を打っていませんが、これまでのお得意様が訪れたり、地元の方が通りすがりにお店に入ったり、毎週多くのお客様が来店しています。「以前からのお客様の中にはわりと年配の方が多いです。そういったお客様は、若い人を応援してくださる気持ちでいてくれているのかなと思っています」(會田さん)

 TSUCURITEのお菓子は、乳製品や卵を使っておらず、旬の果物や野菜を独特な組み合わせで取り入れた、オリジナリティ溢れるものばかりで、例えば、子どもも食べやすい「かぼちゃクッキー」や、大人向けの辛さの「いちじくタイカレーケーキ」、一番人気の「七味ナッツキャラメリゼ」などがあります。ギフト用の購入を意識した「アンガトーみちくさ」は、イタリアROSSI社の紙を使用したオリジナルボックス入りで、店舗で購入する場合は、いくつかのデザインから好きなものを選ぶことができます。

【課題】お客様とのやり取りをより適切に変化させていく

會田由衣さん

 2019年から店舗を始めるにあたってレジは必須と考え、低コストであるAirレジを導入しました。周りの同業者などが、みなAirレジを使っており、そういった知人のクチコミで選んだため、他のレジは試していません。アプリ利用料は無料ですし、自分で手軽に導入でき、機材も軽減税率対策補助金を活用することで非常に安く導入できています。「(サービス運営事業者と)情報を共有されることはありますが、導入のメリットは大きかったと感じています。」(會田さん)

 キャッシュレス対応については、店舗でのオペレーションが煩雑になりすぎると考えてQRコード決済は導入していませんが、SUICAなど交通系ICカードはお客様が普段から使っていることも多いだろうと、Airペイを導入。ギフト用に購入される方のためには、クレジットカード決済も必要と考え、やはりAirペイで対応しています。Airペイも無料で導入できて、クレジットカードの手数料も3%台と高くなく、コスト面でも導入しやすいと感じたようです。

 また、遠方のお客様に利用してもらうための通信販売は、これまでブログなどで告知してメールで注文を受け付けていました。メールで注文を受けるとお客様からメッセージが添えられてくることも多くなりますが、會田さんはこれまで丁寧にお返事を書いていたため、特に多忙な時期にはお客様とのやり取りが負担になってしまうという問題がありました。また、お客様に銀行振り込みをしていただくのも、振り込まれたあとに入金を確認するのも、お互いに手間がかかってしまっていました。そこでこれらの問題を解消するため、ECシステムを導入することにしましたが、選定にあたっては、お客様にも相談されたそうです。「BASEでよく買っているとの話を聞いて、買う側にも馴染みのあるシステムで安心感を持ってもらいたいので、王道を行った方がいいと考えてBASEに決めました」(會田さん)

 そして、多くのお客様にTSUCURITEを知ってもらうための活動、また既存のお客様とのコミュニケーション手段として、ホームページ、ブログや各種SNSによる情報発信も、今の時代にはなくてはならないものです。当然のことながら會田さんも「インスタ(instagram)」は活用しており、facebookにも連動させています。ブログ主体のホームページも運用していますが、ホームページ作成は、ブログだけの無料サービスを使うと、デザインの自由度が低く、広告が入ってしまうこともあり、好ましくなかったそうです。そのため、WordPressでベースを作って、あとは書き換えていく方法を取っています。簡単にホームページを作成できるサービスも検討はしましたが、ちょうどよいデザインテンプレートがなかったのと、他のサイトと似通った雰囲気が出てしまうため採用しなかったとのことです。

【効果】クラウド上のデータをもとに運営ができるように!

Airレジ&Airペイ

 Airレジ、Airペイの導入に際して、特にトラブルはなく「スマートフォンを使える方であれば、感覚的に作業ができるので、問題なく使えると思います」(會田さん)

 期待していた通りの導入効果を得られているようですが、それ以外にも思わぬ効果がありました。

 「感覚としては、かぼちゃクッキーがよく売れていると思っていたのですが、POSのデータを見てみると、意外にスコーンが売れていました」(會田さん)

 これまで肌感覚で捉えていた販売実績をデータとして蓄積・分析できるようになり、今後は例えばパッケージを変えたことによる売り上げの変化なども正確に把握することが可能です。2店舗の情報をクラウドで一元管理できることもメリットで、今は家族や友人にお願いしている販売員の仕事を、これまで面識のなかった人を雇ってお願いすることになった場合でも、データを常に把握できることが安心材料となります。

 BASEの導入も、通信販売でのコミュニケーションを最低限に抑えることで、イベント販売や店舗販売に資源を集中させることができ、事業運営のメリハリにつながっています。小規模事業者にとって、代表者の「時間」は最も貴重な経営資源であり、選択と集中をどのように実現するかは大事なことです。

 「アプリは無料で使えますし、ものによっては補助金などを活用することもできて、導入しない手はないと思います」(會田さん)

 なお、アプリ導入の際には、使い勝手に個人差があるので導入前に試してみることは重要です。

【今後】製造体制を整えてプロモーションを強化!海外進出も見据えて

アンガトーみちくさ

 今後のTSUCURITEでは、国分寺店と厚木店という数十km離れている2店舗を安定的に運営していくにあたり、お店を手伝ってくれる人の確保が必要になってきます。「家族や友人ではなくても、安心して仕事を任せられるような仕組みづくりをしていきたいです。そして人を雇うには売上向上も必要で、製造体制が整ってきた段階で、宣伝広告にも力を入れたいと考えています」(會田さん)

 販売実績をデータとして把握することができるようになったことで、次は商品や材料、資材などの在庫管理も感覚的なものからデータ管理へと移行していきやすくなりました。これまでは、材料等が足りなくなってから、業者にいつ届くかと確認しながら慌てて発注することもあったそうですが、販売と連動してデータを管理すれば、適切なタイミングで余裕をもって発注することができ、発注業務の負担を減らすことができます。

 「売上を増やしていくことはマスト。催事にちゃんと出ていって、認知度を高めていきたいと思います」(會田さん)

 販売促進につながるアプリとしては、事業者がたくさんの人に対して一斉通知を行うことのできる「LINE公式アカウント」というサービスをLINEが提供しています(※2019年4月18日に中小企業・店舗向けのサービス「LINE@(ラインアット)」と統合)。TSUCURITEは2014年から台湾でも活動していますが、台湾はLINEの普及率がとても高いため、ビジネスへの活用でも効果が期待できます。

 「3年後には台湾にも店舗を構えたいと考えています」(會田さん)

 直感で「こうしよう」と決めたことを次々と実現してきた會田さん。次の目標も自然体でITを取り入れながら形にしていくことでしょう。

TSUCURITEで活用されているアプリのうち以下のものは本サイトでも紹介しています。ご参照ください。
ここからアプリ「BASE」紹介ページ
ここからアプリ「Airレジ」紹介ページ
ここからアプリ「Airペイ」紹介ページ