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4県7拠点で展開するスクールの情報を「LINE WORKS」でスムーズに共有

  • 2020年02月14日
  • 株式会社PRiDE
  • 個人向けサービス
  • ビジネスチャット
  • テレワーク
  • 関東

パソコンスクールを運営し、数千人の会員を有する株式会社PRiDE(プライド)。会員は店舗に縛られず、4県7拠点どの店舗でも受講が可能です。そのため、会員毎の就学状況の情報を全店で限りなくリアルタイムに共有する必要があることから、「LINE WORKS」を導入。円滑なスクール運営を実現しています。

平成20年設立以来、「地域のICT先進都市化を本気で目指す企業」をスローガンに事業活動を続ける株式会社PRiDE(プライド)。宇都宮で法人向けのITおよび経営コンサルからスタートし、現在では個人向けの「パソコン教室グリーニー」を運営。栃木県宇都宮市に3店舗、茨城県水戸市に2店舗、福島県郡山市に1店舗、群馬県前橋市に1店舗と合計7店舗の直営店があります。スクールのコンセプトは「地域密着型パソコン教室」、「コミュニティを作る」です。「毎日通っても月謝制(別途、施設利用料・入学金有)」、「会員は、予約に空きがあればどこの教室でも好きな場所に日替わりで通える(その日、用事がある場所の近くに通える)」、「キャンセル料金のペナルティが発生しない」などのサービス内容が特徴です。

【課題】素早く確実に情報共有する必要があった

弊社のパソコンスクールは転校手続きなしで、どこの教室でも受講できるというサービスを提供しています。開業当初、教室・スタッフ間の引継ぎや情報共有はノートを使っていました。しかし、どうしても書き漏れなどが発生してしまい、多店舗での共有には無理がありました。そのため、全店舗で素早く情報の共有ができるチャットや掲示板ツールが必須となりました。当時、チャットは他社のものを利用していましたが、PCとスマートフォンの同期トラブルが多く、スタッフ間で問題になりました。また、チャットと並行して掲示板アプリサービスを社内情報の共有に使っていましたが、サービスが終了になるという通知を受け、掲示板機能を持った新しいツールを探すことになりました。

【導入】機能面、価格面、操作性で優れている「LINE WORKS」を導入

新しいチャットツールおよび掲示板ツールの情報はインターネットで集め、さまざまなアプリを試しました。その中でLINE WORKSのチャットを利用したところ、トラブルは皆無でしたし、スタッフが普段使っているLINEと操作が似ているため、導入に際しての教育も必要ないことから選びました。また、掲示板機能も使えたので、ひとつのアプリでチャットと掲示板両方を利用できる「ワンストップ型のビジネスアプリ」だったのは大きな決め手でした。サービスを利用してから分かったのですが、LINE WORKSのサポート用フリーダイヤルはすぐにつながり、対応も丁寧。サポートを受けるのにストレスがないことも大きなメリットですね。

【効果】あらゆる面で多くのプラス効果を得られた

LINE WORKSは、スマートフォンで即時にレスポンスができるため、情報共有の速度が上がりました。既読確認ができる掲示板機能を活用することにより通達が容易になりましたし、ドラッグアンドドロップでデータのやり取りが簡単にできるようにもなるなど、たくさんのメリットがありました。従業員同士で個人アカウントの電話番号やIDなどを教える必要がないのもいいですね。プライベートのアカウントを使わないことが離職率の低下につながり、求人募集の掲載費用や新人教育・研修にかかる時間やコストを約3割削減できました。お客様からLINEの交換を求められた時にも、私たちのLINE WORKSとQRコードでスムーズに間違いなく交換でき、プライバシーを守りながらも確実に関係を築くことができます(トーク連携)。さらに「おやすみモード(時間外は通知が来ない設定)」の活用で従業員のプライベートと仕事の区別をつけることもできるようになりました。もちろん、FAXなどの通信費、メモやノートなどの購買経費も削減することができるようになったのは言うまでもありません。

【展望】外部企業に対してもいろいろな使い方を試していきたい

現在、勤怠管理は紙のタイムカードで行っていますが、時間もコストもかかっているので近い将来、LINE WORKSと連携することのできる勤怠アプリの導入を計画しています。LINE WORKSのトーク画面で「出勤」や「退勤」などの指定した文字入力をすると勤怠アプリに打刻されるという画期的なものだそうで、人事部への工数負担が軽減されると確信しています。社外とのコミュニケーション連携で言いますと、すでに顧問社労士とは就業規則や給与明細などの表計算ソフトのデータを(グループ機能を使って)やり取りしています。外注先のデザイン会社ともAiデータのやり取りができるので、メールは一切使用しなくなりましたし、求人掲載する場合も出版社との文字校正のやり取りはスマホのやり取りだけで済むようになりました。数か月後から顧問会計士とLINE WORKSを使っていくということも決まっています。これだけ身近な企業皆様が使い始めているというのは、やはり革新的なインフラだと思います。

社名:株式会社PRiDE
HP:https://pride-g.jp/

設立:2008年4月28日
所在地:栃木県宇都宮市戸祭2-2-6 佐藤第二マンション1F
代表:白石 崇
従業員数:40名
事業内容:教育、サービス業