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社内会議のZoom活用による開催負担の軽減

  • 2021年09月10日
  • 株式会社竹屋
  • 製造業
  • Web会議
  • 中部
株式会社竹屋の建物の画像

株式会社竹屋では、パチンコメーカーとして遊技機の製造および販売を行っています。従来まで会議は対面で行い、営業会議では全国から本社に来てもらうことによる時間のロスや開催回数の少なさが課題でした。そこでZoomを導入し、会議をWEBで開催することによる効率化とコミュニケーションの円滑化を図りました。

取締役部長梁川雄太さんの画像
取締役部長:梁川雄太さん

株式会社竹屋は愛知県春日井市に本社を置き、全国各地に営業所を構えている遊技機メーカーです。1996年に発売したCRモンスターハウスを代表作として、数多くのパチンコ台を販売しています。また、パチンコホール向けにパチンコ設備の製造・販売を行っています。全国のパチンコホール様を顧客としており、現在でも日本全国で多くのホールに当社の設備を利用していただいています。また機械販売として、近年では年間1~2機種の販売を目標としております。昨今の新型コロナウイルス感染拡大などで、パチンコ業界を取り巻く環境は以前よりも厳しくなっています。しかしながら、この厳しい情勢の中でも生き残ることができるように社員一丸となって日々の業務に取り組んでいます。

【課題】営業会議が開催できていなかった

当社では営業会議を本社で行っており、年に1~2回のペースで開催していました。しかしながら、営業が各拠点から本社に時間をかけて移動をした上で、対面で会議に参加をしていたため、多大な経費と時間がかかっていました。また、昨今の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、拠点から本社への移動が難しい情勢となってしまいました。そこで、その負担を軽減するため何か新しい方法を模索するようになりました。

【導入】オンライン会議のツールとしてZoomを導入

そこで、当社が抱えていた課題を踏まえたうえで、オンラインで会議をすることができるZoomを導入しました。本社内あるいは本社と拠点でのコミュニケーションの不足が顕著になっていたことと、各々が仕事を抱えていたためなかなか必要な人員が集まってのミーティングが定期的に開催できていなかったため、必要な時に、必要な会議ができるようなオンラインツールを導入していきたいという流れの中で、Zoomを試していくことになりました。
最初のうちはカメラやマイクを準備することやZoomを社員に周知していくことに苦労はしましたが、少しずつWEB会議の必要性を理解してもらいました。対面の会議よりも準備がスムーズに行うことができることと、必要に応じて迅速なミーティングを行うことができることが大きな魅力と感じています。

  • パソコン画面の画像その1
  • パソコン画面の画像その2

【効果】Zoomでの会議が他部署でも開催されるようになる

Zoomを導入したことで、営業会議の開催頻度が格段に向上しました。具体的には、今まで年に1~2回しか開催できていなかった営業会議がZoomで開催されることによってほぼ毎週、エリアごとに分けて開催するようになりました。また、1人1人の報告の時間が長くなり、議論の活発化にもつながりました。さらに、必要に応じて個別での打ち合わせもZoomを使って開催することができ、本社と拠点の意思相通が迅速・明瞭となり今までは不足していたコミュニケーションの改善にもつながりました。お互いが納得できるまで話し合いをすることができる場が設けられたことによって、お互いが得た効果は非常に大きかったです。

さらに、営業会議をZoomで行ったことによって、その効果が周知されることとなり他部署でも積極的にZoomが活用されました。製造チーム・機械チーム・資材チームなどにおいて毎週ミーティングをZoomで開催するようになり、営業会議と同様今までと比較して会議の効率化を図ることができました。また、会議でZoomを活用することにより、ミーティングを開催する回数が増えたことで、営業だけでなく全社でコミュケーションの促進につながっていきました。従って、デジタル化による弊社での労働生産性に対する効果は非常に大きかったと考えています。

【展望】業務のオンライン化による煩雑の解消につなげたい

弊社は新型コロナウイルス感染症拡大前まではデジタルとは無縁であり、業務はすべてアナログ方式が主流で、業務が大変で残業が必要になってしまうことも多々ありました。しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大や緊急事態宣言等で労働環境が変化していく中で、デジタルを取り入れることの重要性を理解し、少しずつですがZoom等を活用していくことになりました。まだまだデジタル化ツールの活用については道半ばですが、今後も労働力が漸減していくと思われますので、時間をかけてでも積極的にデジタル化を推進していかなければならないと考えています。

会社名:株式会社竹屋
HP:https://www.p-takeya.co.jp/

代表:梁川誠市
主な事業:遊技機製造・販売
所在地:愛知県春日井市美濃町2丁目98番地
創業:1946年

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