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ノーコードツールの衝撃 〜プログラムを書かなくてもアプリが作れる?

  • 2021年10月7日
  • 中小機構 中小企業支援アドバイザー 村上知也

プログラムを書かなくても、ソフトウェアが作れる、ノーコードツールが話題です。

以前から、ホームページやネットショップは、プログラムが書けなくても作れるものが増えています。さらに、近年では業務効率化に使えるノーコードツールも増えています。

ノーコードツールって何ができる?

ノーコードツールとは、ノーコード(No Code)、つまりプログラミングをしなくてもアプリが作れるサービスです。
以前から提供されていたサービスは、ホームページやECなどのウェブ関連のものが多かったです。

ノーコードツールが使える主な範囲

ノーコードツールが開発される前は、ホームページを作る際には、HTMLなどのプログラム言語を学んで、作り上げていくものでした。しかし今では、プログラムを知らなくても、ホームページを作成できます。当サイトでも、いくつかのホームページや、ネットショップの作成ツールについて紹介してきました。

エンタープライズの企業システム関連で使えるもの

そして最近では、Web関連のノーコードツールだけではなく、さまざまな業務に使えるツールも増えてきました。その中で(1)スクレイピングツール、(2)スマホアプリ開発ツールについて紹介していきます。

(1)スクレイピングツール

スクレイピングとはインターネット上の情報を自動で収集して集めることができるツールです。

例えばネットショップを運用していると、ライバルが似た商品をいくらの値付けをしているか、口コミの点数はいくらかなどを継続的に調べたいケースがあります。

そんなときにノーコードツールを使うと、
1.ネットショッピングモールへアクセス
2.商品名で検索
3.各商品の商品名や金額、レビュー数、レビュー点数等を順にダウンロード
といった一連の作業を一括で実行してくれます。

一つずつデータを確認して、エクセルなどにコピーしていくよりはかなり作業が軽減されます。また、プログラミングツールを使ってスクレイピングツールを作ることも可能ですが、こういった専用ツールを使うほうが、簡易に素早く取り組むことができるでしょう。

(2)スマホアプリ開発ツール

スマホ用のアプリを作るのは簡単にはできません。しかし、スマホアプリ開発ツールを使うと、ブラウザ上で設定するだけで、スマホにアプリをインストールすることができます。

例えば、営業担当から情報を個別に集めて集計するのは大変です。最近ではクラウドの営業管理サービスも多数ありますが、自社にとって必要な項目がなかったり、スマホで使いにくかったりすることがあります。

そんな時、ノーコードのスマホアプリ開発ツールを活用すると、ブラウザだけでアプリが簡単に作成できます。
管理したい項目を自分で増やしたり、顧客マスタや商品マスタを紐付けてデータベース化することもできます。

まとめ

ノーコードツールが進化し、プログラムがわからなくてもウェブ分野であれば自分で作れる時代になっています。
一方で、業務系のノーコードツールを使いこなすにはある程度のIT力は求められるでしょう。自社の体制やスキルにあったツール活用を心がけておきましょう。

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