特集

ITがもたらす効果は生産性向上・効率化だけじゃない 事例から学ぶIT支援力

  • 2021年3月31日
  • 中小機構 中小企業支援アドバイザー 眞本 崇之
  • 事例から学ぶ
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はじめはだれでも初心者で、勉強をしたり、実際に経験を積んだりして少しずつ知識やノウハウを得られるようになります。
しかし、支援者としてアドバイスを求められたときに、せっかく頼って来られた相談者を「わかりません」と言って、放っておくわけにはいきません。
専門的な知識があれば困ることはないでしょうが、その分野の専門的な知識を持った人は限られます。

そこで活用できるのが、事例です。
導入事例から、IT支援力を磨いていきましょう。
今回のテーマは「導入効果」についてです。

IT導入の代表的な効果は、「生産性向上」や「業務効率化」が挙げられます。

生産性向上

「生産性向上」とは、現在の限られた労働力(経営資源)のなかで今よりも成果を高めること、または、少ない労働力(経営資源)で今と同じ成果を出す、ということが定義されています。ここでは成果≒売上や利益とお考えください。
HPやECサイトの導入などによって、営業力が拡大・強化して、「生産性向上」に繋がっていくことがイメージできます。

業務効率化

「業務効率化」とは、業務上の課題(ムダ・ムリ・ムラ)に対して改善を図り、効率的に業務を遂行できるようにすることです。
手間と時間をかけて管理していた/まったく管理できていなかった業務が、アプリ活用によって簡単に管理できるようになり、結果として、労働負担の軽減やコスト削減などに繋がることがイメージできます。

※少ない労力で今と同じ成果を出す、というのは、一見、業務効率化に聞こえますが、成果をあげることが目的であるため、「生産性向上」に該当します。業務改善によりコスト削減が実現し、利益が上がれば生産性向上にも繋がりますが、「業務効率化」の目的は業務改善であり、目的が異なります。もちろん「業務効率化」の結果として「生産性向上」も連動して見えてくる、こととなります。

その他の成果

さて、今回は、「生産性向上」や「業務効率化」だけでない効果が書かれた事例をご紹介していきます。

事例1:ICTの活用を通じて、農業を魅力あるビジネスに変え、次の世代がさらに挑戦できる経営基盤を築いていきたい。

事例2:新潟の老舗企業で、アプリを活用した組織活性化に後継者が挑戦!

事例3:ICTの活用を通じ、未来のモノづくりを見据えた塗装工場を志向

事例4:ITを活用して新しい働き方を模索