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特集

経営相談チャットサービス「E-SODAN」を活用してみよう!

  • 2021年3月4日
  • 中小企業診断士/E-SODAN「専門家とのチャット」担当 小櫃義徳
  • 経営者・経営指導員向け
  • オンライン経営相談

中小企業のみなさまが抱える悩みに、いつでもどこでもお答えするオンラインの相談「E-SODAN」。これまで2回に分けて「AIによる自動応答(こーめい(孔明)1号)」と「専門家とのチャット相談(司馬アドバイザーに相談)」の使い方や相談事例についてご案内しました。ご活用いただけましたでしょうか。最終回となる今回は「E-SODAN」のリニューアルと相談対応の充実についてご紹介します。

1.リニューアルで「より身近に」「より使いやすく」

「E-SODAN」では、2019年3月からの実証実験を経て、2019年8月より本格稼働し、たくさんの相談を受けてきました。これまでの利用状況を踏まえ、経営に携わる皆さま、また支援者の皆さまにより身近な存在として活用いただけるよう2021年1月にリニューアルを行いました。

(1)チャットで経営相談できる「E-SODAN」

「E-SODAN」では、中小企業の経営相談におけるチャットサービスという新たなカタチを提供しています。「悩んだとき」「困ったとき」「知りたいとき」に「まずは〈E-SODAN〉に聞いてみよう」と、いつでもどこからでもアクセスできる経営相談の窓口を目指しています。そんな思いをロゴマークに込めています。

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(2)ランディングページを使いやすく

「E-SODAN」のファーストコンタクトとなるランディングページのリニューアルを行いました。画面上には常に「AIによる自動応答(こーめい(孔明)1号)」とのチャット画面が表示されるようにし、すぐにチャットにアクセスできるようにすることで、利便性の向上を図りました。また右上に表示されている「専門家とチャット」をクリックすると、すぐに専門家とのチャット相談に入ることができます。

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2.相談対応の充実

経営上の悩みは多岐にわたり、また取り巻く環境は刻一刻と変化しています。ましてコロナウイルス感染症の影響が長期化している今日においては、その変化の大きさも想定以上のものです。「E-SODAN」では、「今」の経営課題に対してより良い相談対応ができるよう、常にブラッシュアップに取り組んでいます。

(1)「AIチャットボット(こーめい(孔明)1号)」の得意分野

「AIによる自動応答(こーめい(孔明)1号)」では、相談者が入力した質問内容に関するキーワードを分析し、質問のトピックや回答内容の見直しを行っています。

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つまり皆さまからの質問が多いテーマほど、回答内容が充実されていきます。これまでの実績から、こーめい(孔明)1号の得意分野として、「資金繰りや資金調達」「IT活用・生産性向上」「災害対策(BCP・事業継続力強化計画)」「新型コロナウイルスの支援策や対策」以上4つのテーマを挙げています。

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また補助金などの中小企業向け支援策は、常に質問の多いテーマです。最新の情報にアクセスできるよう、情報の更新、回答内容の見直しを行っています。

(2)「各分野の専門家によるチャット相談」を設定

次に「専門家とのチャット相談(司馬アドバイザーに相談)」においても、新型コロナウイルスの支援策などタイムリーなものや、資金繰り相談など経営全般の相談対応を行っています。「ITの活用」と「災害対策」については、より具体的なアドバイスを行うための体制をつくり、皆さまの相談をお待ちしています。

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イ.毎週火曜日は「ITの日」

毎週火曜日にはIT分野の支援経験が豊富な専門家(司馬アドバイザー)がチャット相談の対応を行っています。相談の一例としては以下のようなものがあります。
「ホームページやネットショップを立ち上げるにはどうすればよいか」
「自社のホームページやネットショップを改善するためのポイントは」
「販売管理や顧客管理など、どのようなITアプリを使うとよいか」
 原則30分という限られた時間ですが、相談者の現状をお聞きしながら、より実践的なアドバイスを行っています。

ロ.毎週木曜日は「災害対策の日」

毎週木曜日には危機対応や防災に詳しい専門家(司馬アドバイザー)がチャット相談の対応を行っています。相談の一例としては以下のようなものがあります。
「災害の事前対策として何をすればよいか、またその支援策はあるか」
「ハザードマップはどのように活用すればよいか」
「災害に遭った際に必要なお金を確保するにはどうすればよいか」
また新型コロナウイルスを含む感染症に備えるための事業継続力強化計画策定についてのアドバイスも行っています。

これまで3回を通じてAIによるオンライン経営相談サービス「E-SODAN」の利用方法や相談事例などをご紹介いたしました。今後も「経営相談としての有用性」「ツールとしての利便性」ともにレベルアップを図っていきますので、ぜひご期待ください。経営相談をしたいときには、24時間365日、どこにいても「E-SODAN」がそばにいます。皆さまのご利用をお待ちしています。

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