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特集

AIによるオンライン経営相談「E-SODAN」を活用してみよう!【専門家とのチャット編】

  • 2021年1月19日
  • 中小企業診断士/E-SODAN「専門家とのチャット」担当 濵松一弘
  • 経営者・経営指導員向け
  • オンライン経営相談
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前回は「E-SODAN」のAIチャットボットについて紹介しました。
今回は専門家である司馬アドバイザーとのチャットについて紹介します。

(前回の記事はこちら)
「AIによるオンライン経営相談「E-SODAN」を活用してみよう!」 

前回ご紹介したとおり「こーめい1号」には、あらかじめ経営に関する約1,000問のQ&Aを搭載しています。単語・キーワードから文章まで、AIチャットボットが持つ自然言語処理技術で、相談者が入力した質問を理解して適切な回答を導き出します。
「こーめい1号」の回答能力を高めるために、現在もAIへの学習を継続していますが、相談者の求める回答が十分出来ない場合もあります。
そのような時にはぜひ専門家とのチャットをご活用ください。
専門家とのチャットは、中小企業診断士等の専門家が平日の9時~17時の間に対応しています。
では、使い方を見ていきましょう!

E-SODAN「AIによるオンライン経営相談「E-SODAN」を活用してみよう!」 
(PC、スマートフォン、タブレットから利用可能)

1.使い方

(1)まずは司馬アドバイザーを呼び出しましょう

サイトにアクセスすると、以下の画面が表示されます。ここで画面右上の「専門家とチャット」もしくは画面中央の「司馬アドバイザーに相談(専門家とチャット)」をクリックします。

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(2)司馬アドバイザーとのチャット相談を開始しましょう

司馬アドバイザーとの相談は、お一人様30分までが目安となっています。限られた相談時間の中で「相談者の状況を踏まえ、解決に向けた次の行動」をお伝えするようにしています。
質問は自由入力です。画面下にある「質問する」というボックスに、質問を自由入力します。この際には、個人が特定できる情報は入力しないようにお願いします。

相談者の中には、いろいろと経営上の課題が多いため、いま何をしたらよいのか、どのように考え行動したらよいかがわからないという方もいらっしゃいます。そういった方にも安心して頂き、改善に向けて取り組みを進められるように相談者に寄り添った対応を心がけています。
チャット相談では、司馬アドバイザーが調べた情報やURLなどもご案内していますので、後から該当するサイトで詳しい情報を確認することも出来ます。

2.司馬アドバイザーとのチャット相談例

これまでに多くの方が司馬アドバイザーとチャット相談しています。次は、参考としてこれまでのチャット相談の一例をご紹介します。

「コロナの影響で売上が激減した。自社が活用できる補助金や給付金を探している」
「地域伝統工芸品の製作・販売を営む個人事業主。売上向上と経費削減の方法を知りたい」
「特許出願後の製品化についてどのように進めていけばよいか」
「非対面式ビジネスモデルへの転換とテレワーク体制構築、補助金の活用について知りたい」
「祖父、父、自分の三代で事業運営している。祖父が高齢で資金調達出来ない。どうしたら良いか?」

このほかにも、様々な質問が寄せられています。経営に関連することでしたら何でもご質問いただいて大丈夫です。「こんなことを質問しても大丈夫だろうか?」などと思わずお気軽にご活用ください。

3.チャット相談のメリット

チャット相談は、職場や自宅からなど場所を選ばずに相談できる点、相談の際に社名や個人名などを名乗ったりする必要がない点が大きな特徴で、特に以下のような方がご利用する場合にメリットがあります。

・店舗や会社を離れて相談場所に行くことが難しい
・対面で相談することに負担を感じる
・社名や名前を明らかにしたくない
・セカンドオピニオンを知りたい

上記のような状況の際にチャット相談は非常に便利ですので、経営者や社員など企業の方をはじめ、支援機関の職員の方も是非ご利用ください。

今回ご紹介した司馬アドバイザーとのチャットについてはいかがでしたか? 経営課題に関して気軽に利用出来ることが伝わったら何よりです。

次回は、AIによるオンライン経営相談「E-SODAN」全体のまとめをご案内します。